2007年 05月 02日
論より勢い <ラザロ制作ノート 複廃編2> |
吉岡文平
普段 私は「井土がどこかのイベントで登壇する」などと耳にしても、のこのこ出掛けて行くことはまずない。これでも私は結構忙しい。また、余程のことがない限り 井土から知らせてくることもない。
しかし、この日は違っていた。私は、どうしても彼に会って資料か何かを渡さねばならなかったのだ。それが何だったのか、残念ながら記憶にない。電話をかけ、夕方以降の都合を聞いた。「シナリオを教えている日大の子たちのイベントに呼ばれている」と言う。よし、高円寺なら帰り道だ。とにかく私は会場のセシオンに向かった。せっかくだから、学生たちの映画を何本か観たいと思って、早めに退社したつもりだったが、到着したのはラス前ギリギリだった。席に着くと、ほどなく最後の上映が始まった。
8mmではなくDV作品だった。プログラムに目をやると、この日はすべてDVだったらしい。上映中、あまりの画質の悪さに嘆息しつつも「永久にエンドタイトルが出ないのではないか?」と、不安になるほど 果てしなく続くデタラメな映画を楽しんだ。後に知ったが、シネ研会長:森田くんの作品だった。
その後、休憩を挟んで トークセッションとなった。ステージには、森田くんと井土が出てきた。“バカだけどすごく勢いがあるヤツ”と、噂には聞いていたが、まさにその通りだと納得した。ゲストの発言中に何度も割り込んでは 中座させて、自分の意見をぶつける聞き手(森田くん)・・・こんなトークショーは初めてだ。今回謳った“井土紀州vs日大文理シネ研”なる文言を徹底しようとしているのか、はたまたゲストという意味を皆目理解していないのか・・・。しかし、なんと愉快な若者だろう。“呆れ”を遙かに越えた井土の顔には、終始笑みが浮かんでいた。凄いぞ森田くん。この日のイベントは予想外の面白さだった。
閉会後、肝心のモノを渡し 所用を済ませた私だったが、気分がよかったので、学生たちに誘われるまま打ち上げにも参加した。
普段 私は「井土がどこかのイベントで登壇する」などと耳にしても、のこのこ出掛けて行くことはまずない。これでも私は結構忙しい。また、余程のことがない限り 井土から知らせてくることもない。
しかし、この日は違っていた。私は、どうしても彼に会って資料か何かを渡さねばならなかったのだ。それが何だったのか、残念ながら記憶にない。電話をかけ、夕方以降の都合を聞いた。「シナリオを教えている日大の子たちのイベントに呼ばれている」と言う。よし、高円寺なら帰り道だ。とにかく私は会場のセシオンに向かった。せっかくだから、学生たちの映画を何本か観たいと思って、早めに退社したつもりだったが、到着したのはラス前ギリギリだった。席に着くと、ほどなく最後の上映が始まった。
8mmではなくDV作品だった。プログラムに目をやると、この日はすべてDVだったらしい。上映中、あまりの画質の悪さに嘆息しつつも「永久にエンドタイトルが出ないのではないか?」と、不安になるほど 果てしなく続くデタラメな映画を楽しんだ。後に知ったが、シネ研会長:森田くんの作品だった。
その後、休憩を挟んで トークセッションとなった。ステージには、森田くんと井土が出てきた。“バカだけどすごく勢いがあるヤツ”と、噂には聞いていたが、まさにその通りだと納得した。ゲストの発言中に何度も割り込んでは 中座させて、自分の意見をぶつける聞き手(森田くん)・・・こんなトークショーは初めてだ。今回謳った“井土紀州vs日大文理シネ研”なる文言を徹底しようとしているのか、はたまたゲストという意味を皆目理解していないのか・・・。しかし、なんと愉快な若者だろう。“呆れ”を遙かに越えた井土の顔には、終始笑みが浮かんでいた。凄いぞ森田くん。この日のイベントは予想外の面白さだった。
閉会後、肝心のモノを渡し 所用を済ませた私だったが、気分がよかったので、学生たちに誘われるまま打ち上げにも参加した。
by spiritualmovies
| 2007-05-02 02:51
| 制作日誌