2007年 03月 31日
祭り |
西村武訓
私の故郷:伊勢市には、伊勢神宮がある。
神宮にお参りすることは、私にとって 宗教行事ではなく、習慣になっている。
20年に一度、お宮替えする「ご遷宮」と呼ばれる伊勢神宮最大の祭りには、地元住民が総出で参加する「お木曳き」とよばれる行事がある。諸殿の建材になる大きな御神木を2本の綱で街中を引っ張り、神宮まで奉納するのだ。
20年に一度と言っても、実際には、何年にも及んで準備が続くのである。
昨年と今年は「お木曳き」。6年後には、「お白石曳き」。
そして ある夜、20年前に建てられた正宮から、すぐ横に新築された真新しい正宮へと、神が移るのだ。
「映画は祭りだ」と井土監督は言う。
そう、映画を創るためにも、準備が不可欠である。
準備が十分に出来ているか否かで、作品の出来・不出来にかなり影響するのである。
今回、『朝日のあたる家』篇の撮影には、十分な準備が出来なかったかもしれないが、
多くを学び楽しんだ、後悔はない。
今後も、祭りの準備をしていきたいと思う。
私の故郷:伊勢市には、伊勢神宮がある。
神宮にお参りすることは、私にとって 宗教行事ではなく、習慣になっている。
20年に一度、お宮替えする「ご遷宮」と呼ばれる伊勢神宮最大の祭りには、地元住民が総出で参加する「お木曳き」とよばれる行事がある。諸殿の建材になる大きな御神木を2本の綱で街中を引っ張り、神宮まで奉納するのだ。
20年に一度と言っても、実際には、何年にも及んで準備が続くのである。
昨年と今年は「お木曳き」。6年後には、「お白石曳き」。
そして ある夜、20年前に建てられた正宮から、すぐ横に新築された真新しい正宮へと、神が移るのだ。
「映画は祭りだ」と井土監督は言う。
そう、映画を創るためにも、準備が不可欠である。
準備が十分に出来ているか否かで、作品の出来・不出来にかなり影響するのである。
今回、『朝日のあたる家』篇の撮影には、十分な準備が出来なかったかもしれないが、
多くを学び楽しんだ、後悔はない。
今後も、祭りの準備をしていきたいと思う。
by spiritualmovies
| 2007-03-31 23:32
| エッセイ