2007年 07月 25日
青山真治トークショー!! |
本日は、『Helpless』『ユリイカ』で知られる、映画監督・青山真治氏!
井土紀州を『第一アパート』(91)の頃から見つめ続け、かつて中上健次の地・紀州へ
共に旅に出掛けたこともあるという青山氏と井土監督のお付き合いは長い。
映画 『路地へ』 においては、青山真治氏が監督、井土紀州氏が主演、
吉岡文平氏(『ラザロ』プロデューサー)が制作担当といった形で、組む。
井土監督たちにとっては、時には先輩として、時には共闘者として、
そして時にはライバルとして、目の前にいた巨大な存在である。
井土監督は、そうした青山氏を 「僕はこの人の背中を見ながら映画をつくってきた
ところがあります。」 と紹介する。
青山氏は、井土紀州の作家性を 「街にある空洞のようなもの」 に惹かれ続けていく、
と分析しだす。『第一アパート』から『ラザロ-LAZARUS-』まで、一貫してその「空洞」
に引っ張られていくのは何なのか、井土監督に問いただす。
同時に青山氏は、『ラザロ-LAZARUS-』にはこれまでの井土紀州の作家性と
違ったものが見え始めている、と語る。
それは何なのか…。
話題は、この秋公開の青山真治監督最新作『サッド・ヴァケイション』にまで。
by spiritualmovies
| 2007-07-25 20:03