2007年 07月 18日
宮沢章夫トークショー!! |
7月17日(火)は宮沢章夫さんをお迎えしてトークショーが開催されました。
宮沢さんの最近のテーマから「ノイズ」「ニュータウン」「土地をめぐる作劇」について大いに語られました。
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「遊園地再生事業団」最新公演「ニュータウン入口」を9月に控える宮沢章夫氏は、7月に『「ノイズ文化論」講義』を刊行したばかり。
”土地を見つめ返す作劇”と題された今回は、東京都の地形にまつわる数奇なエピソードから始まり、宮沢氏が現在思考しているニュータウンなどにも言及されていく。
やがて両者の話題は、「現在の表現におけるノイズ」へと移っていった。
井土監督が昨夜の角田光代さんとのトークで名前を出した、幼少期に恐怖を感じた映画「ゴジラvsへドラ」。自衛隊の攻撃、ミサイルなどを吸収し次第に巨大化していくへドラに得たいの知れない怖さを感じたという。
対して宮沢氏が、小学5年生のおりにあまりのショックで席を立てなくなったという「俺たちに明日はない」。ラスト、銃弾でヒーローとヒロインが蜂の巣にされる場面が 幼心に相当ショックだったという。
社会が排除しようとするノイズが、かつて映画の中にあった。
しかし今、あらゆる表現からもノイズは排除されようとしていないか?
宮沢さんの最近のテーマから「ノイズ」「ニュータウン」「土地をめぐる作劇」について大いに語られました。
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「遊園地再生事業団」最新公演「ニュータウン入口」を9月に控える宮沢章夫氏は、7月に『「ノイズ文化論」講義』を刊行したばかり。
”土地を見つめ返す作劇”と題された今回は、東京都の地形にまつわる数奇なエピソードから始まり、宮沢氏が現在思考しているニュータウンなどにも言及されていく。
やがて両者の話題は、「現在の表現におけるノイズ」へと移っていった。
井土監督が昨夜の角田光代さんとのトークで名前を出した、幼少期に恐怖を感じた映画「ゴジラvsへドラ」。自衛隊の攻撃、ミサイルなどを吸収し次第に巨大化していくへドラに得たいの知れない怖さを感じたという。
対して宮沢氏が、小学5年生のおりにあまりのショックで席を立てなくなったという「俺たちに明日はない」。ラスト、銃弾でヒーローとヒロインが蜂の巣にされる場面が 幼心に相当ショックだったという。
社会が排除しようとするノイズが、かつて映画の中にあった。
しかし今、あらゆる表現からもノイズは排除されようとしていないか?
by spiritualmovies
| 2007-07-18 03:12