2007年 06月 27日
ラザロという挑戦状 |
成冨佳代(『複製の廃墟』篇・照明助手)
映画学校での知り合いだった伊藤学さんから『複製の廃墟』の現場に照明部として参加しないかと声がかかった。
興味があった。
井土紀州という人(すなわちスピリチュアル・ムービーズ)がどのように映画をつくるのか。
正直、『複製の廃墟』の現場そのものは、私が経験した他の自主映画の現場と大きくは変わらなかった。不満もあったし、疑問に思うこともあった。しかし同時に、そんな不満や疑問を結果的にチャラにしてしまえる圧倒的な≪力(ちから)≫があった。
それは、言葉にならないものを伝えたいと願う力、世の中へ怒る力、作品を完成させようとする力、あらゆる人に作品をつきつける力。
かなわないと思った。
私は映画学校にいたが、少なくとも私のまわりにこんな人(たち)いなかった。悔しいけれど。
だから観てほしい、特に映画をつくっている人たちに。
ラザロは、すべての自主映画作家への挑戦状だと思う。
映画学校での知り合いだった伊藤学さんから『複製の廃墟』の現場に照明部として参加しないかと声がかかった。
興味があった。
井土紀州という人(すなわちスピリチュアル・ムービーズ)がどのように映画をつくるのか。
正直、『複製の廃墟』の現場そのものは、私が経験した他の自主映画の現場と大きくは変わらなかった。不満もあったし、疑問に思うこともあった。しかし同時に、そんな不満や疑問を結果的にチャラにしてしまえる圧倒的な≪力(ちから)≫があった。
それは、言葉にならないものを伝えたいと願う力、世の中へ怒る力、作品を完成させようとする力、あらゆる人に作品をつきつける力。
かなわないと思った。
私は映画学校にいたが、少なくとも私のまわりにこんな人(たち)いなかった。悔しいけれど。
だから観てほしい、特に映画をつくっている人たちに。
ラザロは、すべての自主映画作家への挑戦状だと思う。
by spiritualmovies
| 2007-06-27 02:29
| 制作日誌